スタバ株の上場廃止と株主の今後
スタバ株はこれからどうなるの? のつづきです。
2月20日、東京証券取引所はスターバックスコーヒージャパン(2712)の上場廃止を決定しました。
上場廃止日は3月23日(月)、売買最終日は3月20日(金)です。
同日に会社側から発表されたIRはこちら。むずかしい用語が書かれていますが、要約すると、「株主の保有株は、上場廃止後に、TOB価格と同じ1,465円で強制的に買い取られる」という話です。スタバ株主は、1,465円×株数の金額が戻ってきます。
ただ、前回紹介したように、「TOBに参加するor株式市場で売却する」を選択すれば、もっと早く資金回収ができたわけです。ゴネ得(何があっても売らない)が封じられた形になります。
スターバックスコーヒージャパン日足
日足チャート6ヶ月分です。株価についても、TOB発表後から、ほぼ横ばいが続いています。株価の急騰(TOB価格の上昇)も起きていません。
スターバックスコーヒージャパン月足
こちらは月足10年分です。リーマンショック以降、ほぼ右肩上がり。株主優待と値上がり益のどちらも期待できる、とてもめずらしい銘柄でした。