サイバーステップのライツ・オファリング(1.5)
サイバーステップのライツ・オファリング(1)のつづきです。今回は、「ライツ・オファリングが発表されたときは、夜間取引で値段を確認しよう」という話になります。
サイバーステップ1月9日夜間取引気配値
SBI証券で行われている夜間取引(PTS取引ナイトタイムセッション)の様子です。サイバーステップは、1月9日16時55分にライツを発表したため、9日夜間取引が最初の取引でした。上の画像は、取引が終わる10日午前0時の気配値です。
株式市場より一足先に、サイバーステップの値段が急落しました。安値は825.1円。ストップ安寸前まで下がっています。
サイバーステップ日足
こちらは、本日1月13日までの日足チャートです。株式市場では、834円まで値下がりしています。
一般的に、ライツ・オファリングは株価に対してマイナスの影響を与える情報です。そのため、すぐに売却して損失を抑えたいときは、夜間取引を活用することが可能です。
逆に、夜間取引の値段が下がりすぎだと思えば、夜間取引で購入し、翌日(この場合は13日)の株式市場で利益確定することも可能です。
重要な情報が発表されたときは、株式市場と夜間取引の両者の価格を比較(予想)し、より有利な条件で取引することをオススメします。