短期投資の練習に最適な銘柄
※今年もよろしくお願いします。
株式投資を始めてからしばらくすると、自分にとって、ふさわしい投資手法がわかってきます。
積極的に売買を繰り返して利益を積み重ねるなら短期投資(デイトレード・スイングトレード等)を、良い銘柄を探してじっくり保有するなら中長期投資を、それぞれ選ぶと思います。
今回は、短期投資を始めたばかりの初心者が、実戦的な経験を積むために最適な銘柄を紹介したいと思います。
日経平均レバレッジインデックス
日経平均ブル2倍上場投信
この銘柄は、日経平均株価と連動するように作られた金融商品(ETF)です。もちろん、日本の株式市場に上場しています。(12月30日終値12,350円、10口ずつ購入可能)。ただし、これは日経平均株価が上がると、約2倍、価格が上昇します。
この銘柄をオススメする理由は、「株価が上がるから」というものではありません。適度な緊張感と実戦に必要な技術を身につけることができるからです。
日経平均株価に連動する銘柄(ETF)には、日経225連動型上場投資信託(コード番号:1321)などがあります。しかし、日経平均株価に連動するだけだと、値動きに乏しいときがあるため、もの足りないと感じるかもしれません。
ブル2倍を買っておけば、同じ金額の投資で、より大きく株価が動きますから、個別株でトレードするのと近い環境を作り出せます。
また、10株ずつ購入という絶妙な量も良いです。最低投資金額が10万円超ですので、失敗できない緊張感と儲けたときの満足感の両方が得られます。
なお、この銘柄は、日経平均株価の動きに対して、必ず2倍になるわけではありません。その日によって、ややバラツキがあります。その点はご注意ください。
また、この金融商品は多くの投資信託と同じように、売買手数料以外に信託報酬(0.75%)がかかります。個別株とは異なりますので、こちらもご注意ください。