日本コンピューター・システム(9709)のストップ高が三連続で止まる
株式会社アクセスとの合併を発表した日本コンピューター・システム(9709)。ついに、ストップ高が止まりました。三連続でした。
日本コンピューター・システム(9709)12月日足チャート
日本コンピューター・システムの日足チャートです。ローソク足を見ると、長い陽線が1本、「-」が2本つづき、最後に下ヒゲの長い陰線が並んでいます。
これから株価がもう一度上がるにしても、下がり続けるにしても、「この銘柄は、もういいかな」と手を引きたくなる感じがします。
日本コンピューター・システム(9709)12月19日5分足チャート
日足チャートでは単にストップ高が3回続いているように見えても、そこかしこで投資家の駆け引きが行われています。たとえばコレ。
19日は、取引時間中に1度、全株一致(売り数量と買い数量が一致)で取引が成立しています。もちろん、ストップ高(当時の株価480円)です。
20日は514円まで上がっていますので、19日にストップ高で買っても儲かる瞬間はありました。ですから、480円で買っても間違いではないです。
ひとくくりに「ストップ高銘柄」と言っても、そのまま持ち続けるだけでなく、適度な水準で利益確定する技術が求められます。
まあ、ストップ高になる前からの株主は、いつ売っても儲けですから、「短期の動きなんてどうでも良い」という勝ち組です。
同じ銘柄でも、投資期間によって立ち位置が異なるという興味深い事例です。