オーケーのTOB取り下げで関西スーパー株価急落
関西スーパーの続きです。
2021年10月29日に開催された、関西スーパーマーケット(9919)の臨時株主総会。全体の3分の2以上の賛成で可決されました。66.68%という接戦は誰も予想していなかったでしょう。
H2O案が支持されたこともあり、オーケーはTOB価格2,250円の株式公開買い付けの提案を取り下げると発表しました。
この結果を受けて、関西スーパーの株価が急落しています。
関西スーパーマーケット日足チャート
11月2日終値1,279円。1日は400円ストップ安の1,448円でした。
TOBを期待していた投資家の売りが殺到し、経営統合発表前の水準まで下がってしまいました。
ただ、上場は維持されますし、株主優待も継続します。
おそらく、数年後にはH2Oの完全子会社になると思いますが、それまでに上場来高値2,213円とTOB価格2,250円を超えるか注目です。