旧ど素人の株ブログ。初心者向け株式投資本を出版した管理人が、投資の苦手なネット株初心者でも取引できる株情報を提供中(当サイトは広告を含みます)。

愛光電気の優待タダ取りと権利落ち日

愛光電気の続きです。

現在、愛光電気はMBO(経営陣等による自社買収)によるTOB(株式公開買い付け)を行っています。

TOB価格2,360円、TOB期間は2021年9月28日までです。手続きが順調に進むと、愛光電気は上場廃止になります。

ただ、愛光電気は株主になると、2021年9月優待がもらえます。

今年は最短だと、「9月15日購入→16日売却」で優待の権利がもらえました。

・9月15日購入・・・優待がもらえる(権利付き最終日)
・9月16日購入・・・優待がもらえない(権利落ち日)

一般的に、優待がもらえる銘柄は、権利付き最終日を過ぎると株価が下がる傾向があります。優待権利落ちによる下落です。

しかし、愛光電気はTOB期間中ですから、株価が下がったら愛光電気の株主になってTOBに申し込めば、保有株を2,360円で買い取ってくれます。買値との差額が儲かるので、急落する前に買い注文が受け皿になってくれるという考えです。

以上を踏まえて、愛光電気の株価を見てみましょう。

愛光電気日足チャート

愛光電気日足チャート

9月15日終値2,358円。16日始値2,357円、終値2,357円。

TOBの影響により、優待権利落ちでほとんど値下がりしませんでした。

15日引けに買い注文、16日寄り付きに売り注文(成行)を行うと、100円で優待をゲットできます。

手数料無料のネット証券を使うと、売買手数料もかかりません。

ちなみに、愛光電気の株主優待は、100株以上で卓上カレンダー、400株以上で日めくりカレンダーです。

愛光電気は上場廃止になるので、今回が最後の優待です。

続きはこちら(愛光電気の上場廃止日決定(2021年12月3日))

関連記事

アーカイブ