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NIPPOのTOBによる上場廃止と配当金、株主の今後について

2021.09.08

9月7日15時30分、東証1部上場のENEOSホールディングス(5020)とゴールドマン・サックスは、NIPPO(1881)に対してTOB(株式公開買い付け)を行うと正式発表しました。

TOBの条件について

(1)TOB価格・・・4,000円
(2)TOB期間・・・2021年10月中旬~11月中旬開始予定
(3)決済の開始日・・・未定
(4)買付予定株数・・・上限ナシ、下限1150万株
(5)証券会社・・・三菱UFJモルガン・スタンレー証券、auカブコム証券
(6)配当・・・TOB成立を条件に無配

TOB価格は4,000円、TOB期間は未定で、2021年10月中旬から11月中旬頃に開始予定です。

手続きが順調に進むと、NIPPOは上場廃止になります。これに伴い、TOB成立を条件に配当金も無配になります。

NIPPOの株主はTOBに参加して4,000円で保有株を買い取ってもらうか、もしくは株価が4,000円に近づいたら株式市場で売却することができます。

NIPPOの今後の株価について

日付 株価 前日比
9/6 3,515
9/7 4,215 +700
9/8 4,010 -205

9月8日終値4,010円。一部報道で株価が急騰したため、7日に高値4,215円をつけました。

ところが、7日取引終了後に発表したTOB価格は4,000円。翌8日は急落し、投資家の期待とは逆方向へサヤ寄せします。

7日に飛びついて買った投資家は、全員が大損する結果となりました。

今後、何もなければ上場廃止まで横ばいが続く見込みです。

TOBに参加するメリットについて

メリットはTOB価格4,000円で買い取ってもらえること、TOBの手続きを経験できることです。

具体的には、NIPPO株を購入した証券会社から、三菱UFJモルガン・スタンレー証券またはauカブコム証券に移管して(移動して)売却します。

NIPPOの配当金について

NIPPOの配当金について

TOB成立を条件に、2022年3月期の期末配当がなくなります。前回予想・前期実績ともに1株80円でした。

ただし、配当金がなくなるのはTOB成立が条件なので、不成立となった場合は元に戻る可能性があります。

NIPPOの株主の今後について

NIPPO月足チャート

NIPPO月足チャート

月足チャート5年分です。直前に買った投資家を除き、ほとんどの株主が含み益の状態です。

仮に上場廃止が決定すると、株主の損益も確定します。

(1)含み益の投資家・・・TOB参加
(2)資金回収を急ぐ投資家・・・株式市場で売却

(1)TOBに参加するには証券口座が必要です。ネットメインの方はauカブコム証券の口座を持っていると思います。口座がある方は試してみてください。

(2)TOB開始が10月中旬以降になるので、急いでいる場合は株式市場で売却することをオススメします。

すでに株価がTOB価格にサヤ寄せしているため、いつでも利益確定できる状態です。

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