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オリバーのMBOによる上場廃止と配当金、株主優待、株主の今後について

2021年6月22日、東証1部上場のオリバー(7959)がMBO(経営陣等による自社買収)によるTOB(株式公開買い付け)を発表しました。

TOBの条件について

(1)TOB価格・・・3,781円
(2)TOB期間・・・2021年6月23日(水)から8月5日(木)まで
(3)決済の開始日・・・2021年8月20日(金)
(4)買付予定株数・・・上限ナシ、下限618万6900株
(5)証券会社・・・みずほ証券
(6)配当・優待・・・TOB成立を条件に廃止

TOB価格は3,781円、TOB期間は2021年6月23日(水)から8月5日(木)までの30営業日です。手続きが順調に進むと、オリバーは上場廃止になります。

オリバーの株主はTOBに参加して3,781円で保有株を買い取ってもらうか、もしくは株価が3,781円に近づいたら株式市場で売却することができます。

オリバーの今後の株価について

日付 株価 前日比
6/22 2,720
6/23 3,220 +500
6/24 3,781 +561

6月23日終値3,220円。500円ストップ高になりました。今後、3,781円近辺まで上昇し、何もなければ上場廃止まで横ばいが続く見込みです。

6月24日にTOB価格に到達するでしょう。

TOBに参加するメリットについて

メリットはTOB価格3,781円で買い取ってもらえること、TOBの手続きを経験できることです。

具体的には、オリバー株を購入した証券会社から、みずほ証券に移管して(移動して)売却します。

2021年8月20日以降に投資資金が戻ってきます。

オリバーの配当金について

オリバーの配当金について

2021年12月期の期末配当については、TOB成立を条件に無配になります。今期の予想は1株33円、中間配当は1株17円でした。

ただし、配当金がなくなるのはTOB成立が条件なので、不成立となった場合は元に戻る可能性があります。

なお、2021年12月期については、2020年11月から2021年12月までの14ヶ月変則決算となっています。

オリバーの株主優待について

(廃止になる優待)

(1)対象となる株主・・・2021年12月31日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上(2年未満)・・・ジェフグルメカード1,000円分
・100株以上(2年以上)・・・ジェフグルメカード2,000円分

オリバーの株主優待はジェフグルメカードです。2021年12月末の株主は優待がもらえる予定でした。次回、2021年12月優待が廃止されます。2021年4月優待が最後です。

ただし、優待についても、廃止はTOB成立が条件なので、不成立となった場合は元に戻る可能性があります。

オリバーの株主の今後について

オリバー月足チャート

オリバー月足チャート

月足チャートです。TOB価格の水準に黄色の線を引いています(※オリバーは2019年10月に東証1部に上場しました)。

2019年に買った株主の中に含み損の方がいます。仮にオリバーの上場廃止が決定すると、株主の損益も確定します。

(1)含み益の投資家・・・TOB参加
(2)資金回収を急ぐ投資家・・・夜間取引または株式市場で売却
(3)優待投資家・・・TOB成立後に乗り換える
(4)含み損の投資家・・・TOB価格引き上げを期待

(1)TOBに参加するには証券会社の口座が必要です。みずほ証券の口座がある方は試してみてください。

(2)6月23日夜間取引から売却できます。SBI証券、楽天証券、松井証券で買った方は試してみてください。

その他の方は6月24日以降の株式市場で売却できます。

(3)TOBが成立したあとで別の優待銘柄に乗り換えます。8月6日以降にTOBの結果がわかるので、最短で8月優待に間に合います。ただし、TOB期間を延長した場合は9月優待になるかもしれません。

(4)ダメ元でTOB価格の引き上げに期待したいです。

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