常磐開発の上場廃止日決定(2021年5月24日)
常磐開発の続きです。
ジャスダック上場の常磐開発(1782)の上場廃止日が決定しました。
上場廃止日は2021年5月24日(月)、売買最終日は5月21日(金)です。
常磐開発の株主は、売買最終日までに売却しないと、保有株が強制的に買い取られて、5月26日以降に「9,000円×株数」の投資資金が戻ってきます。
4月20日の臨時株主総会で承認可決されると実施されます。
常磐開発日足チャート
(1)2020年11月13日・・・MBOによるTOB発表
(2)2020年12月1日・・・投資ファンドの大量保有報告書
(3)2021年1月22日・・・TOB価格9,000円に引き上げる
(4)2021年2月10日・・・TOB成立
(5)2021年5月24日・・・上場廃止
(1)MBO(経営陣等による自社買収)によるTOB(株式公開買い付け)が発表されました。TOB価格7,800円です。株価がTOB価格にサヤ寄せしました。
(2)投資ファンド「ブラッククローバーリミテッド」が5%超保有していることがわかり、株価が急騰します。TOB発表直後からTOB価格7,800円を上回って推移しています。
(3)TOB価格を9,000円に引き上げました。しかし、株価はその上をキープしています。
(4)不成立と思われていたTOBが成立しました。株価はTOB期間終了が近づくにつれて、TOB価格以下まで値下がり。その後は横ばいとなりました。
株主のみなさん、どうもお疲れさまでした。以下、常磐開発の関連記事です。