ジャパンシステム、ロングリーチによるTOB成立
ジャパンシステムの続きです。
投資ファンドのロングリーチグループは、ジャスダック上場のジャパンシステム(9758)に対して、TOB(株式公開買い付け)を行っていました。
ロングリーチグループによるTOB(取締役会:賛同)
(1)TOB価格・・・590円
(2)TOB期間・・・2020年12月25日(金)から2021年2月15日(月)までの31営業日
(3)決済の開始日・・・2021年2月22日(月)
(4)買付予定株数・・・上限:ナシ、下限:338万4400株
(5)証券会社・・・野村證券
(6)配当・・・廃止
2月16日15時に結果が発表されて、「TOB成立」しました。
なお、ジャパンシステムについては、MBO(経営陣等による自社買収)が行われるとの報道がありました。しかし、ロングリーチグループによるTOB期間までに正式発表されませんでした。
TOBの結果について
今回のTOBは購入株数に下限が設定されていました。株主の応募が下限338万4400株を上回ると、ジャパンシステムの株は全て買い取られます。
株主が応募した株数の合計は690万6883株でした。
今後、上場廃止に向けた手続きが進む見込みです。
応募した株主の今後について
TOBに応募した株主は、2月22日以降、「590円×株数」の投資資金が戻ってきます。
例えば、100株応募した場合
TOB価格590円×100株=59,000円
となり、投資資金59,000円が戻ります。口座が反映される時期は、送金方法によって異なります。
気になる方は野村證券で聞いてみてはいかがでしょうか.