島忠の上場廃止日決定(2021年3月24日)
島忠の続きです。
東証1部上場の島忠(8184)の上場廃止日が決定しました。
上場廃止日は2021年3月24日(水)、売買最終日は3月23日(火)です。
島忠の株主は、売買最終日までに売却しないと、保有株が強制的に買い取られて、3月26日以降に「5,500円×株数」の投資資金が戻ってきます。
3月4日の臨時株主総会で承認可決されると実施されます。
島忠日足チャート
(1)2020年9月18日・・・DCMホールディングスによるTOBの報道
(2)2020年10月2日・・・DCMホールディングスによるTOB正式発表(TOB価格4,200円)
(3)2020年10月20日・・・ニトリホールディングスによるTOBの報道
(4)2020年10月29日・・・ニトリホールディングスによるTOB正式発表(TOB価格5,500円)
(5)2020年12月14日・・・DCMホールディングスのTOB不成立
(6)2020年12月29日・・・ニトリホールディングスのTOB成立
(7)2021年3月24日・・・上場廃止
(1)一部報道でDCMホールディングス(3050)によるTOB(株式公開買い付け)の情報が出ました。その結果、株価が急騰します。
(2)DCMホールディングスによるTOBが正式に発表されました。TOB価格4,200円です。株価がサヤ寄せしました。
(3)一部報道でニトリホールディングス(9843)がTOBを行うとの情報が出ました。DCMホールディングスの条件を上回ることがわかり、株価がさらに急騰します。
(4)ニトリホールディングスによるTOBが正式に発表されました。TOB価格5,500円です。DCMホールディングスとのTOB合戦の期待が高まり、高値5,650円をつけます。
(5)DCMホールディングスのTOB価格引き上げが期待されましたが、TOB期間を延長するだけでした。結果は不成立。
(6)DCMホールディングスが不成立となったことでニトリホールディングスのTOBが成立。その後は株価がTOB価格付近で横ばいとなっています。
株主のみなさん、どうもお疲れ様でした。以下、島忠の関連記事です。