常磐開発、TOB価格9,000円に引き上げる
常磐開発の続きです。
1月22日午後、ジャスダック上場の常磐開発(1782)のMBO(経営陣等による自社買収)によるTOB(株式公開買い付け)の条件が変更されました。
・TOB価格7,800円→9,000円
・TOB期間が2021年2月9日まで延長
詳細は以下の通りです。
MBOによるTOB
(1)TOB価格・・・9,000円
(2)TOB期間・・・2020年11月16日(月)から2021年2月9日(火)までの56営業日
(3)決済の開始日・・・2021年2月17日(水)
(4)買付予定株数・・・上限なし
(5)証券会社・・・みずほ証券
TOB価格が7,800円から9,000円に引き上げられました。これに伴い、TOB期間も2月9日までの56営業日に延長されました。
常磐開発の株主は、みずほ証券でTOBに申し込むと、2月17日以降に「9,000円×株数」の投資資金が戻ってきます。
常磐開発2021年1月22日5分足チャート
1月22日終値9,410円。
株価がTOB価格を上回っています。後場取引時間中に発表されたため、直後に急騰しています。
このままだと一般株主はTOBに申し込むことはないので、TOB成立に厳しい状況は変わりません。