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山陽百貨店のTOBによる上場廃止と株主優待、配当金と株主の今後について

2021.01.14

2021年1月13日、東証1部上場の山陽電気鉄道(9052)は山陽百貨店(8257)に対して、TOB(株式公開買い付け)を行うと発表しました。

・TOB価格2,630円
・SMBC日興証券でTOB申し込み可能
・期末配当は無配、株主優待はTOB成立を条件に廃止

TOB価格2,630円、TOB期間は2021年1月14日(木)から3月1日(月)までの31営業日です。

手続きが順調に進むと、山陽百貨店は上場廃止になります。これに伴い、期末配当は無配に、株主優待はTOB成立を条件に廃止されます。

山陽百貨店の株主はTOBに参加して2,630円で保有株を買い取ってもらうか、もしくは株価が2,630円に近づいたら株式市場で売却することができます。

山陽百貨店の今後の株価について

日付 株価 前日比
1/13 1,661
1/14 2,061 +400
1/15 2,561 +500
1/18 2,630 +69

1月14日終値2,061円。株価がTOB価格にサヤ寄せしています。株価がTOB価格付近まで上昇した後、何もなければ上場廃止まで横ばいが続く見込みです。

1月18日にTOB価格に到達するでしょう。

TOBに参加するメリットについて

メリットはTOB価格2,630円で買い取ってもらえること、TOBの手続きを経験できることです。

具体的には、山陽百貨店株を購入した証券会社からSMBC日興証券に移管して(移動して)売却します。

2021年3月5日以降、投資資金が戻ってきます。

山陽百貨店の配当金について

山陽百貨店の配当金について

2021年2月期の期末配当がなくなります。前期も無配でした。山陽百貨店は2月決算の期末一括配当銘柄です。

なお、配当金については、TOBの結果に関係なく無配です。

山陽百貨店の株主優待について

(廃止になる優待)

(1)対象となる株主・・・毎年2月末の株主名簿に記載または記録された10株以上保有の株主
(2)株主優待の内容・・・優待券(5%割引)
・10株以上・・・1枚(10枚ごとに1枚追加)
・2,000株以上・・・200枚
(3)株主優待の内容・・・飲食券(500円)
・100株以上・・・3枚
・500株以上・・・6枚

山陽百貨店の株主優待は5%割引券と飲食券です。毎年2月末の株主は年1回、優待がもらえました。

次回、2021年2月優待が廃止となり、2020年2月優待が最後です。

ただし、優待廃止はTOB成立が条件なので、不成立となった場合は元に戻る可能性があります。

山陽百貨店の株主の今後について

山陽百貨店月足チャート

山陽百貨店月足チャート

月足チャート5年分です。TOB価格に黄色の線を引いています。

2018年~2019年に購入した株主の中に含み損の方がいます。仮に山陽百貨店の上場廃止が決定すると、投資家の損益も確定します。

(1)含み益の投資家・・・TOB参加
(2)資金回収を急ぐ投資家・・・夜間取引または株式市場で売却
(3)優待投資家・・・TOB成立後に乗り換える
(4)含み損の投資家・・・TOB価格引き上げを期待

(1)TOBに参加するにはSMBC日興証券の口座が必要です。口座がある方は試してみてください。

(2)1月15日夜間取引から売却できます。SBI証券、楽天証券、松井証券で山陽百貨店の株を買った方は試してください。その他の方は18日に売却できます。

(3)3月2日以降にTOBの結果がわかります。成立すると優待がなくなるので、別の銘柄に乗り換えます。3月優待銘柄に間に合うでしょう。

(4)ダメ元でTOB価格引き上げに期待したいです。

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