ゼンショーの業績下方修正と株価のリバウンド
11月10日取引終了後、ゼンショーは2015年3月期第2四半期(中間)と通期(1年間)の業績下方修正を発表しました。
赤字は拡大し、配当も無配(なくなる)になってしまいました。
ゼンショー日足6ヶ月分
しかし、株価はあまり下がりません。過去にもっと値下がりした日(画像中央)があります。画像中央の黄枠は、第1四半期決算の下方修正を発表したときの株価です。
このときは、約10%下がるも、6営業日で元に戻りました。第1四半期の様子を知っていた投資家は、今回も同様の現象が起きると予想し、買い向かっています。
その結果、リバウンドが発生しました。
11月10日夜間取引気配値
SBI証券の10日夜間取引(PTS取引ナイトタイム・セッション)の様子です。ゼンショーの発表直後の夜間取引では、株式市場よりも安く買えました。多くの投資家が含み益(利益確定)になっているでしょう。
短期のリバウンド狙いが成功したサンプルです。