(追記あり)アイレックスの上場廃止と株主の今後について(2021年3月22日廃止)
12月16日、TCSホールディングスはジャスダック上場のアイレックス(6944)に対してTOB(株式公開買い付け)を行うと発表しました。
・TOB価格2,100円
・みずほ証券でTOB申込可能
(追記)2021年3月22日上場廃止
TOB価格2,100円、TOB期間は2020年12月17日(木)から2021年2月8日(月)までの33営業日です。
手続きが順調に進むと、、アイレックスは上場廃止になります。
アイレックスの株主はTOBに参加して2,100円で保有株を買い取ってもらうか、もしくは株価が2,100円に近づいたら株式市場で売却することができます。
アイレックスの今後の株価について
日付 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
12/16 | 1,559 | - |
12/17 | 1,959 | +400 |
12/18 | 2,100 | +141 |
12月17日終値1,959円。18日以降も株価がTOB価格にサヤ寄せする予定です。
その後は何もなければ、上場廃止まで横ばいが続く見込みです。
12月18日にTOB価格に到達するでしょう。
TOBに参加するメリットについて
メリットはTOB価格2,100円で買い取ってもらえること、TOBの手続きを経験できることです。
具体的には、アイレックス株を購入した証券会社から、みずほ証券に移管して(移動して)売却します。
2021年2月16日以降に投資資金が戻ってきます。
アイレックスの株主の今後について
アイレックス月足チャート
月足チャート5年分です。TOB価格の水準に黄色の線を引いています。
2017年以降に購入した投資家の中に含み損の方が多いです。仮にアイレックスの上場廃止が決定すると、投資家の損益も確定します。
(1)含み益の投資家・・・TOB参加
(2)資金回収を急ぐ投資家・・・夜間取引または株式市場で売却
(3)含み損の投資家・・・TOB価格引き上げを期待
(1)TOBに参加するには、みずほ証券の口座が必要です。口座がある方は試してみてください。
(2)12月17日夜間取引から売却できます。SBI証券、楽天証券、松井証券などで買った方は試してみてください。
(3)ダメ元でTOB価格の引き上げに期待したいです。
(追記)アイレックスの上場廃止日決定
アイレックスの上場廃止までのスケジュールが決定しました。
上場廃止日は2021年3月22日(月)、最終売買日は3月19日(金)です。
アイレックスの株主は、売買最終日までに売却しないと、2,100円で強制買い取りとなります。3月24日以降、「2,100円×株数」の投資資金が戻ってきます。
株主のみなさん、どうもお疲れさまでした。