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東京ドームの上場廃止と株主優待、配当金、株主の今後について

11月27日取引終了後、東証1部上場の三井不動産(8801)は、東京ドーム(9681)に対してTOB(株式公開買い付け)を行うと正式発表しました。

・TOB価格1,300円
・野村證券でTOB申込可能
・TOBの結果に関係なく、期末配当と株主優待は廃止

TOB価格1,300円、TOB期間は2020年11月30日(月)から2021年1月18日(月)までの31営業日です。

手続きが順調に進むと、東京ドームは上場廃止になります。これに伴い、期末配当と株主優待が廃止されます。

東京ドームの株主はTOBに参加して、1,300円で保有株を買い取ってもらうか、もしくは、株価が1,300円に近づいたら株式市場で売却することができます。

東京ドームの今後の株価について

日付 株価 前日比
11/26 897
11/27 1,047 +150
11/30 1,300 +253

11月27日終値1,047円。前日比150円ストップ高比例配分となりました。一部報道で株価が先取りして急騰しています。

30日以降、株価がTOB価格にサヤ寄せする予定です。その後は何もなければ上場廃止まで横ばいが続く見込みです。

11月30日にTOB価格に到達するでしょう。

TOBに参加するメリットについて

メリットはTOB価格1,300円で買い取ってもらえること、TOBの手続きを経験できることです。

具体的には、東京ドーム株を購入した証券会社から、野村證券に移管して(移動して)売却します。

2021年1月25日以降、投資資金が戻ってきます。

東京ドームの配当金について

東京ドームの配当金について

2021年1月期の期末配当が廃止されます。前回の予想は1株12円、前期の実績は1株19円でした。東京ドームは1月決算企業、期末一括配当銘柄です。

なお、TOBの結果に関係なく廃止されます。不成立となった場合でも元に戻りません。

東京ドームの株主優待について

(廃止された優待)

(1)対象となる株主・・・毎年1月31日現在の株主名簿に記載または記録された500株以上保有の株主
(2)株主優待の内容・・・野球株主証、得10チケット、500円優待券

(2020年優待の有効期限)

・野球株主証・・・2021年度ペナントレース終了まで
・得10チケット・・・2021年3月31日まで
・500円優待券・・・2021年3月31日まで

東京ドームの株主優待は、野球株主証、得10チケット、500円優待券の3つです。毎年1月末の株主は年1回、優待がもらえました。

次回、2021年1月優待が廃止となり、2020年1月優待が最後です。

それぞれの優待の有効期限はご覧の通りです。株主は期限までに使い切りたいです。

東京ドームの株主の今後について

東京ドーム月足チャート

東京ドーム月足チャート

月足チャート10年分です。TOB価格の水準に黄色の線を引いています。

2013年~2014年に購入した株主の一部は含み損のようです。仮に、東京ドームの上場廃止が決定すると、投資家の損益も確定します。

(1)含み益の投資家・・・TOB参加
(2)資金回収を急ぐ投資家・・・株式市場で売却
(3)優待投資家・・・別の銘柄に乗り換える
(4)含み損の投資家・・・TOB価格引き上げに期待

(1)TOBに参加するには、野村證券の口座が必要です。口座がある方は試してみてください。

(2)11月27日の夜間取引から売却できます。SBI証券、楽天証券、松井証券などで東京ドーム株を購入した方は試してみてください。

その他の方は11月30日に売却できます。ただし、30日もストップ高になると、利益確定が12月1日以降にズレ込む可能性があります。

(3)TOBの結果に関係なく廃止が決定しました。別の優待銘柄に乗り換えたいです。

(4)ダメ元でTOB価格の引き上げに期待したいです。

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