常磐開発、TOB価格を1,500円上回る(制限値幅4倍)
常磐開発の上場廃止と配当金、株主の今後についての続きです。
ジャスダック上場の常磐開発(1782)はMBO(経営陣等による自社買収)によるTOB(株式公開買い付け)を行っています。
TOB価格7,800円です。
発表後に株価が急騰。16日・17日と連続ストップ高となり、18日は制限値幅が4倍になります。
・常磐開発・・・17日終値7,930円、ストップ高6,000円
ストップ高が2営業日続くと、3営業日目から通常の4倍に拡大されます。常磐開発の場合は18日に13,930円まで上る可能性がありました。
常磐開発日足チャート
11月18日・・・始値8,360円、高値9,300円、安値8,250円、終値8,950円、出来高11万2700株
高値9,300円をつけ、TOB価格7,800円(黄色の線)を1,500円も上回っています。2018年2月の上場来高値9,580円まで、あと少しの水準まで来ました。
1株純資産12,000円超に比べると安いですが、ほとんどの投資家が含み益の状態です。
これだけ上がってくれると、TOB価格の引き上げを余裕で待つことができますし、株式市場でも納得して売れます。
常磐開発の株主はとても恵まれた環境だと思います。