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関西みらいフィナンシャルグループの上場廃止と株主優待、配当金、株主の今後について(2021年3月30日廃止)

11月10日、東証1部上場のりそなホールディングス(7321)は、関西みらいフィナンシャルグループ(7321)を株式交換で完全子会社化すると正式発表しました。

これに先立って、TOB(株式公開買い付け)も行われます。一般の株主は、TOBもしくは株式交換のどちらか好きな条件を選ぶことができます。

・関西みらいフィナンシャルグループは2021年3月30日上場廃止
・りそなHD「1.42」、関西みらいFG「1」
・TOB価格500円
・大和証券でTOB申込可能
・期末配当1株10円
・株主優待の権利は獲ることができる

関西みらいフィナンシャルグループは2021年3月30日(火)に上場廃止になります。最終売買日は3月29日(月)です。

TOBの詳細について

このTOBについては、投資家に対して現金化の機会を提供するために実施されるとのことです。

TOB価格は500円。TOB期間は2020年11月11日(水)から12月9日(水)までの20営業日です。

関西みらいフィナンシャルグループの株主は、TOBに参加して、500円で保有株を買い取ってもらうことができます。

具体的には、関西みらいフィナンシャルグループを購入した証券会社から、大和証券に移管して(移動して)売却します。

12月16日以降、「500円×株数」の投資資金が戻ってきます。

株式交換による完全子会社化の詳細について

重要な株式交換比率は、りそなホールディングス「1.42」に対して、関西みらいフィナンシャルグループ「1」です。上場廃止後、関西みらいフィナンシャルグループ1株は、りそなホールディングス1.42株に換わります。

例えば、関西みらいフィナンシャルグループ100株は、りそなホールディングス142株です。りそなホールディングスは100株単位で取引するので、42株が単元未満株です。

(2021年3月まで)関西みらいフィナンシャルグループ100株
(2021年4月以降)りそなホールディングス142株

単元未満株は、SBI証券やマネックス証券などのネット証券を利用すれば、普通に売買できます。単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえるので問題ありません。

関西みらいフィナンシャルグループの配当金について

関西みらいフィナンシャルグループの配当金

関西みらいフィナンシャルグループの期末配当が1株10円もらえます。配当金の権利付き最終日は2021年3月29日。

上場廃止日が3月30日なので、後日、廃止にならなければ、最後の配当金がもらえる予定です。

100株の株主の場合

・配当金10円×100株=1,000円(税込)

例えば、100株の株主は1,000円(税込)もらえます。

関西みらいフィナンシャルグループの株主優待について

株主優待の内容

(1)対象となる株主・・・毎年3月末の株主名簿に登録された100株以上を1年以上保有する株主
(2)株主優待の内容(定期預金の金利優遇)
・適用金利・・・預入日の店頭表示金利+0.1%
・預入期間・・・1年間
・預入金額・・・10万円~300万円
※継続保有1年以上・・・毎年3月末・9月末の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載または記録された株主

関西みらいフィナンシャルグループの株主優待は定期預金の金利アップです。毎年3月末の株主は年1回、優待がもらえました。

株主優待の権利付き最終日も2021年3月29日。

上場廃止日が3月30日なので、後日、廃止にならなければ、最後の優待がもらえる予定です。

ちなみに、継続保有1年間の条件が付きます。これから株主になっても間に合いません。

TOBと株式交換のどちらを選ぶのがトクか?

(答え)投資家のフトコロ具合で判断する

TOBを選択したときのメリット・デメリットについて

投資家がTOBを選択すると、12月16日以降に投資資金が戻ってきます。例えば、100株の株主であれば、

・TOB価格500円×100株=50,000円

5万円が戻ります。ただし、配当金と株主優待はもらえません。

また、関西みらいフィナンシャルグループの株価が500円を超えると、儲け損なう可能性があります。

株式交換を選択したときのメリット・デメリットについて(※株価を訂正しました)

投資家が株式交換を選択すると、りそなホールディングスの株に換わります。配当金と株主優待の権利ももらえます。

ただし、関西みらいフィナンシャルグループの株価が500円を下回ると、儲け損なう可能性があります。

今後、りそなホールディングスと関西みらいフィナンシャルグループの株価は、「1.42」と「1」に近づくように動きます。

仮に、関西みらいフィナンシャルグループの株価が500円だとすると、りそなホールディングス352円でちょうど釣り合います。

しかし、株式交換による完全子会社化では、親会社となる企業の株価によって、子会社の株価が決まります。

そのため、りそなホールディングス704円と関西みらいフィナンシャルグループ1,000円、りそなホールディングス176円と関西みらいフィナンシャルグループ250円、という組み合わせもあります。

まとめ

投資家それぞれの事情を考慮して、今すぐお金が必要なら株式市場で売却、12月まで待てるならTOBに参加、りそなホールディングスでも良いなら株式交換、となりそうです。

2021年2月19日(予定)に臨時株主総会が開催されます。気になる方は株主総会に参加してみてはいかがでしょうか。

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