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キリン堂ホールディングスの上場廃止と株主優待、配当金、株主の今後について

9月10日、関西のドラッグストアでおなじみ、東証1部上場のキリン堂ホールディングス(3194)がMBO(経営陣等による自社買収)を発表しました。

・TOB価格3,500円
・野村證券でTOB申込可能
・TOB成立を条件に期末配当と株主優待を廃止

TOB価格は3,500円、TOB期間は2020年9月11日(金)から10月26日(月)までの30営業日です。

手続きが順調に進むと、キリン堂ホールディングスは上場廃止になります。

キリン堂ホールディングスの株主は、TOB(株式公開買い付け)に参加して、3,500円で保有株を買い取ってもらうか、もしくは、株価が3,500円に近づいたら、株式市場で売却することができます。

キリン堂ホールディングスの今後の株価について

9月11日終値3,500円。10日に一部報道でMBOの情報が出たため、正式発表前に株価が急騰しました。

11日も上昇し、TOB価格にサヤ寄せしています。

今後、何も起きなければ、上場廃止まで横ばいが続く見込みです。

TOBに参加するメリットについて

メリットは、TOB価格3,500円で買い取ってもらえること、TOBの手続きを経験できることです。

具体的には、キリン堂ホールディングスの株を購入した証券会社から、野村證券に移管して(移動して)売却します。

11月2日以降、投資資金が戻ってきます。

キリン堂ホールディングスの配当金について

キリン堂ホールディングスの配当金

2021年2月期の期末配当は、TOB成立を条件に廃止になります(中間配当はもらえる)。

前回の予想では、中間配当1株21円、期末配当1株21円の計42円でした。

ただし、配当金の廃止はTOB成立が条件なので、不成立となった場合は元に戻る可能性があります。

キリン堂ホールディングスの株主優待について

廃止になる株主優待

(1)対象となる株主・・・毎年2月末現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上・・・1,000円相当
・500株以上・・・2,000円相当
・1,000株以上・・・3,000円相当
※買い物券、ポイント、自社商品のどれかを選択

キリン堂ホールディングスの株主優待は買い物券などです。毎年2月末の株主は年1回、優待がもらえました。

2021年2月優待は廃止、2020年2月優待が最後です。

ただし、優待廃止もTOB成立が条件なので、不成立となった場合は元に戻る可能性があります。

キリン堂ホールディングスの株主の今後について

キリン堂ホールディングス月足チャート

キリン堂ホールディングス月足チャート

月足チャートです。TOB価格の水準に黄色の線を引いています。

TOB価格が直近の高値とほぼ同じなので、ほとんどの投資家が含み益の状態です。仮に、キリン堂ホールディングスの上場廃止が決定すると、一部を除き、投資家の利益も確定します。

(1)含み益の投資家・・・TOB参加
(2)資金回収を急ぐ投資家・・・株式市場で売却
(3)優待投資家・・・優待廃止決定後に売却して乗り換える

(1)TOBに参加するには、野村證券の口座が必要です。口座がある方は試してみてください。

(2)株価がTOB価格に到達しているので、いつでも売れる状態です。

(3)株主優待の廃止が決まったら、株式市場で売却し、他の優待銘柄に乗り換えます。10月27日以降にTOBの結果がわかります。

10月優待銘柄の権利付き最終日は10月28日です。スケジュールが非常にタイトですから、11月優待もしくは12月優待を狙うと良いでしょう。

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