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ミサワホームの上場廃止と株主優待、株主の今後について

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5月9日前場終了後、東証1部上場のトヨタ自動車(7203)子会社トヨタホームは、ミサワホーム(1722)を株式交換で完全子会社化すると発表しました。

ミサワホームは2019年12月30日に上場廃止になります。最終売買日は12月27日です。

重要な株式交換比率は、トヨタ自動車「1」に対して、ミサワホーム「0.155」です。上場廃止後、ミサワホーム1株はトヨタ自動車0.155株に換わります。

トヨタホームは上場していないため、親会社トヨタ自動車の株との交換になります。

ミサワホームの株価について

両社の株価は「1」と「0.155」に近づくように動きます。この現象をサヤ寄せと言います。

その後は、比率とほぼ同じように動きます。

5月8日時点で、トヨタ自動車6,759円、ミサワホーム801円でした。仮に、トヨタ自動車が6,759円のままだとすると、

6,759円×0.155=1,047.645円

となり、ミサワホームは8日時点で約244円割安の状態となります。

ただし、トヨタ自動車の株価も常に変動するので、トヨタ自動車7,000円とミサワホーム1,085円、トヨタ自動車5,000円とミサワホーム775円という組み合わせもあります。

トヨタ自動車日足チャート

5月10日終値6,537円。トヨタ自動車の短期的な株価は、個別企業の要因だけでなく、海外や為替などの影響も大きいです。

ミサワホーム日足チャート

5月10日終値995円。前日比44円高でした。

9月前場終了後に発表されたことで、後場ストップ高となり、951円(+150円)に急騰しています。

今後、ミサワホームの株価はトヨタ自動車メインで動きます。トヨタの株価が上がればミサワホームの株価が上がり、トヨタ自動車の株価が下がればミサワホームの株価が下がります。

一部例外がありますが、トヨタほど規模が大きいと、トヨタとミサワの関係が逆転することはないでしょう。

ミサワホームの株主優待について

株主優待の詳細

(1)対象となる株主・・・毎年3月31日・9月30日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容・・・住宅購入時、リフォーム時の割引

ミサワホームの株主優待は住宅およびリフォーム価格の割引です。毎年3月末・9月末の株主は年2回、優待がもらえます。

2019年12月30日上場廃止予定ですから、2019年9月優待が最後だと思われます。

後日、優待変更の発表が出る可能性もあります。

ミサワホームの株主の今後について

ミサワホームの株主は、上場廃止以降、保有株がトヨタ自動車株に換わります。

例えば、ミサワホーム100株はトヨタ自動車15.5株です。トヨタ自動車は100株で取引するので、15株が単元未満株、0.5株が端株になります。

単元未満株は、SBI証券マネックス証券カブドットコム証券などのネット証券を利用すれば普通に売買できます。単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえるので問題ありません。

ただ、端株は2020年1月6日(予定)のトヨタ自動車の終値で売却されて、投資資金が戻ってきます。

仮に、トヨタ自動車の株価が7,000円だとすると、

株価7,000円×0.5株=3,500円

となり、3,500円が戻ります。

上のミサワホーム100株の株主の場合、

(2019年12月まで)ミサワホーム100株→(2020年1月以降)トヨタ自動車15株+現金3,500円

このように換わります。

株数の変化だけでなく、今まで住宅メーカーへ投資した人に対して、「2020年から自動車の株主になりましょう」と提案する内容ですから、困惑している方も多いと思います。

2019年11月ごろ開催予定の臨時株主総会で承認されれば、株式交換による完全子会社化が決定します。

気になる方は、株主総会に参加してみてはいかがでしょうか。

また、すでにトヨタ自動車へ投資している方は、株数が増えてもポートフォリオの割合がおかしくなるだけなので、ミサワホームが上場廃止するまでに保有株を売却して、別の銘柄に乗り換えると良いでしょう。

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