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十八銀行の上場廃止と株主の今後について

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2016年2月から続いていた、ふくおかフィナンシャルグループ(8354)と十八銀行(8396)の経営統合の詳細がようやく決定しました。

株式会社ふくおかフィナンシャルグループと株式会社十八銀行の株式交換による経営統合に関する最終合意について

十八銀行は2019年3月27日に上場廃止になります。

重要な株式交換比率は、ふくおかフィナンシャルグループ「1」に対して、十八銀行「1.12」です。上場廃止後、十八銀行1株は、ふくおかフィナンシャルグループ1.12株に換わります。

十八銀行の株価について

今後、両社の株価は「1」と「1.12」に近づくように動きます。この現象をサヤ寄せと言います。

その後は、比率とほぼ釣り合うように動きます。

10月30日終値はふくおかフィナンシャルグループ2,737円、十八銀行3,350円です。

仮に、ふくおかフィナンシャルグループが2,737円のままだとすると

2,737円×1.12円≒3,065円

となり、十八銀行は30日時点で約285円割高の状態です。

ただし、ふくおかフィナンシャルグループの株価も常に変動するので、ふくおかフィナンシャルグループ3,000円と十八銀行3,360円、ふくおかフィナンシャルグループ2,500円と十八銀行2,800円という組み合わせもありえます。

十八銀行日足チャート

10月31日終値3,075円。前日比275円安でした。

ふくおかフィナンシャルグループ日足チャート

10月31日終値2,782円。前日比45円高でした。

ふくおかフィナンシャルグループの株価は上がったのですが、十八銀行の割高な状態を解消するほどではなく、十八銀行が売られました。

株主の今後について

十八銀行の株主は、上場廃止以降、保有株がふくおかフィナンシャルグループの株に換わります。

十八銀行100株はふくおかフィナンシャルグループ112株です。

ふくおかフィナンシャルグループは100株で取引するので、12株が単元未満株です。

単元未満株は、SBI証券マネックス証券カブドットコム証券などのネット証券を利用すれば普通に売買できます。単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえるので問題ありません。

また、ふくおかフィナンシャルグループは株主優待がもらえるので、十八銀行株をそのまま保有し続けて、ふくおかフィナンシャルグループの株主になることもできます。

ただし、問題は、その株数と保有期間です。

ふくおかフィナンシャルグループの株主優待について

株主優待の内容

(1)対象となる株主・・・毎年3月末の株主名簿に記載または記録され、200株以上を1年以上継続保有する株主
(2)株主優待の内容
・200株以上・・・優待券1枚
・2,000株以上・・・優待券2枚
(3)メニュー
・定期預金金利上乗せコース・・・年0.30%上乗せ
・投資信託コース・・・口座開設3,000円、手数料50%キャッシュバック
・FFG証券コース・・・口座開設3,000円、手数料50%キャッシュバック
・デビットプラスポイントバックコース・・・3,000円相当のポイント

ふくおかフィナンシャルグループの株主優待は、優待券です。優待券1枚につき、4つのメニューの中からひとつ選べます(※定期預金金利上乗せコース以外の重複利用はできません)。

今回の発表の中に株主優待に関する記述がないので詳細はわかりませんが、優待内容に変更がなければ、十八銀行の株主は2019年3月の優待がもらえません。

さらに、十八銀行100株の株主は、ふくおかフィナンシャルグループ112株に換わりますから、200株に届きません。

もともと十八銀行には優待がなかったことですし、優待がほしい方は、ふくおかフィナンシャルグループにこだわらず、別の優待銘柄に乗り換えることをオススメします。

投資資金30万円あれば、選択肢も多く、好きな優待銘柄を買うことができます。

もちろん、ふくおかフィナンシャルグループが十八銀行の株主向けに優待内容を変更することもあります。気になる方は乗り換える前に電話して確かめると良いでしょう。

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