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エルナーの上場廃止と株主の今後について

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9月28日、東証1部上場の太陽誘電(6976)は、エルナー(6972)を株式交換で完全子会社化すると発表しました。

太陽誘電株式会社によるエルナー株式会社の株式交換による完全子会社化に関するお知らせ

エルナーは2018年12月26日に上場廃止になります。

重要な株式交換比率は、太陽誘電「1」に対して、エルナー「0.25」です。上場廃止後、エルナー1株は太陽誘電0.25株に換わります。

エルナーの株価について

今後、両社の株価は「1」と「0.25」に近づくように動きます。この現象をサヤ寄せと言います。

その後は、比率とほぼ釣り合うように動きます。

9月28日終値は、太陽誘電2,554円、エルナー883円です。仮に、太陽誘電が2,554円のままだとすると、

2,554円×0.25=638.5円

となり、エルナーは28日時点で約245円割高の状態です。

ただし、太陽誘電の株価も常に変動するので、太陽誘電4,000円とエルナー1,000円、太陽誘電2,000円とエルナー500円という組み合わせもありえます。

エルナー日足チャート

10月1日終値733円。150円ストップ安となりました。エルナーが圧倒的に割高だったため、売り注文が殺到しています。

太陽誘電日足チャート

10月1日終値2,600円。

株価は上昇しましたが、エルナーの割高な状態を解消するほど上がっていません。

株式交換による完全子会社化の場合、子会社の株価は親会社の株価に影響されます。親会社主導で株価が動くので、特別なことがない限り、エルナー株主にとって厳しい展開がしばらく続きそうです。

株主の今後について

エルナーの株主は、上場廃止以降、保有株が太陽誘電株に換わります。エルナー100株は太陽誘電25株です。

太陽誘電は100株で取引するので、25株は単元未満株です。

単元未満株は、SBI証券マネックス証券カブドットコム証券などのネット証券を利用すれば普通に売買できます。単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえるので問題ありません。

もちろん、エルナー株主にとって、今回の完全子会社化は納得いかないと思います。

ただ、5期連続赤字ですし、今期も赤字予想だったので、救済的な意味合いを考えると、やむを得ない状況かもしれません。

投資資金が全てなくなるよりマシとあきらめるしかなさそうです。

太陽誘電が増資を引き受けたときに復活すると思ったのですが、甘くないですね。

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