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エナリスの上場廃止と株主の今後について

2018.08.09

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8月8日、東証1部上場のKDDI(9433)と電源開発(9513)は、エナリス(6079)に対して、TOB(株式公開買付け)を行うと発表しました。

株式会社エナリス株券等に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ

TOB価格は700円、TOB期間は未定です。手続きが順調に進むと、エナリスは上場廃止になります。

株主は、TOBに参加して700円で保有株を買い取ってもらうか、もしくは、株価が700円に近づいたら、株式市場で売却することができます。

エナリスの今後の株価について

日付 株価 前日比
8/08 513
8/09 613 +100
8/10 700 +87

日足チャート

8月9日終値613円。100円ストップ高になりました。

株価がTOB価格にサヤ寄せしています。今後、700円近辺まで上昇し、何も起きなければ、上場廃止まで横ばいが続く見込みです。

10日中にTOB価格に到達するでしょう。

TOBに参加するメリットについて

メリットは、TOB価格700円で買い取ってもらえること、TOBの手続きを経験できることです。

ただし、詳細が未定ですから、発表待ちの状態です。

エナリスの株主の今後について

月足チャート

TOB価格700円に線を引いてみました。

上場直後に投資した株主の多くが含み損の状態です。仮にエナリスが上場廃止になると、負けが確定します。

ここは赤字続きで株価も低迷していました。2017年12月期にようやく最終利益で黒字に転換し、これからというときに上場廃止が発表されました。

株主にとっては、業績回復による株価上昇が期待できる状況で、おいしいところを横取りされる気分でしょう。

TOB価格に不満を持つ投資家と会社側がもめそうな印象です。

TOB価格より安い値段で買っている投資家も、すぐに利益確定せずに待ってみてはいかがでしょうか。

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