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朝日工業の上場廃止と株主優待、株主の今後について

2018.08.07

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8月6日13時30分、東証1部上場の合同製鐵(5410)は、朝日工業(5456)に対して、TOB(株式公開買付け)を行うと発表しました。

朝日工業株式会社株式(証券コード:5456)に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ

平成31年3月期配当予想の修正及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ

TOB価格は1,800円、TOB期間は未定で後日発表予定です。

手続きが順調に進むと、朝日工業は上場廃止になります。朝日工業の株主は、TOBに参加して1,800円で保有株を買い取ってもらうか、もしくは、株価が1,800円に近づいたら、株式市場で売却することができます。

朝日工業の今後の株価について

朝日工業日足チャート

8月6日終値1,589円、7日終値1,770円。2日間で株価がTOB価格にサヤ寄せしました。

6日後場の取引時間中に発表したため、東証は13時30分から55分まで売買を停止、56分再開。買い気配でストップ高比例配分になりました。

翌7日はTOB価格とほぼ同じ水準まで上昇し、その後は横ばいです。

今後、何も起きなければ、上場廃止まで横ばいが続く見込みです。

TOBに参加するメリットについて

メリットは、TOB価格1,800円で買い取ってもらえること、TOBの手続きを経験できることです。

TOB期間等の詳細が未定ですから、発表待ちです。

朝日工業の株主優待について

株主優待の詳細

(1)対象となる株主・・・毎年3月末の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上・・・おこめ券4kg
・200株以上・・・おこめ券8kg
・300株以上・・・おこめ券12kg
・500株以上・・・おこめ券16kg
(3)株主優待の内容(1年継続保有の株主限定)
・100株以上・・・クオカード500円分
・200株以上・・・クオカード1,000円分
・300株以上・・・クオカード1,500円分
・500株以上・・・クオカード2,000円分

朝日工業の株主優待は、おこめ券とクオカードです。毎年3月末の株主は年1回、優待がもらえました。

しかし、TOBと同時に廃止が発表されました。2018年3月の優待が最後です。

また、今期の配当も無配になります。

朝日工業の株主の今後について

朝日工業月足チャート

月足チャート10年分です。TOB価格に黄色の線を引きました。ご覧の通り、長期株主の中にはTOB価格でも含み損の人がいます。

仮に朝日工業が上場廃止になると、負けが確定します。

現時点で含み益の方や、優待目当ての方は1,800円近辺で利益確定しても良いと思いますが、買値に届かない方はTOB価格の引き上げに賭けてみてはいかがでしょうか。

TOB発表から実施までに時間がかかると、朝日工業の業績の変化でTOB価格の妥当性が問われることがあります。

大株主の保有比率も高くないですし、一波乱ありそうな気がします。

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