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リクルートの株価上昇で起きた珍現象

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10月16日に新規上場したリクルートホールディングス(6098)。順調に値上がりを続け、本日の終値は3,800円(公開価格3,100円)になりました。

このリクルート株の上昇によって、別のところで興味深い現象が起きています。

図書印刷の時価総額を上回るリクルート株の保有額

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図書印刷(7913)は、リクルートを930万株保有しています。その時価は、3,800円×930万株=353億4000万円になります。

一方、図書印刷の時価総額は、終値が376円、発行済み株式数は8626万7808株(第1四半期)ですので、376円×8626万7808株≒324億3000万円になります。

図書印刷の時価総額<リクルートの価値

という奇妙な現象が起きました。つまり、リクルート株を買うより、リクルート株を保有する会社を”まるごと”買う方が安くなるわけです。

不動産であれば、土地付き一戸建てを買うと、蔵から「お宝」が出てきて、その時価が一戸建ての購入価格を上回っている状態です。

ただし、お宝が「リクルート株」というのがクセモノです。リクルートは上場したばかりですので、現在の株価が適正なのか? 割高なのか? がわかりにくい。また、「保有株の価値>時価総額」である会社の場合、業績が悪い等、会社そのものに問題を抱えていることがあります。

もちろん、このままの状態が年単位で続くことはないので、どこかで適正な水準に戻ります。それが、リクルートの株価下落なのか、図書印刷の株価上昇もしくはマイナス要因の発表なのか、どちらになるかわかりません。

IPO関係で、ここまでめずらしいことはなかなか起きないので、少しだけ図書印刷を買ってみました。このつづきは、後日紹介したいと思います。

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