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スタバ株はこれからどうなるの?

2014.10.12

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スタバの上場廃止で株主優待は廃止に、のつづきです。

Solar Japan Holdings 合同会社による当社株券等に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ

9月24日、スタバ親会社がスターバックスコーヒージャパン(2712)に対してTOB(株式公開買付)を行うと発表しました。TOBは二段階で行われ、第一回(TOB価格965円)は大口投資家向け、第二回(TOB価格1,465円)は一般の個人投資家向けのようです。

この発表により、スタバの株価は、第二回のTOB価格とほぼ同じ水準まで値上がりしました。

スタバ日足チャート

2712-201407-10

株価は第二回のTOB価格付近で横ばいが続いています。今後、何も問題が起きなければ、このまま上場廃止までこの状態が続くでしょう。

スタバ株売却方法のメリット・デメリット

売却方法 株式市場 TOB参加・申込
価格 1,460円~1,465円 1,465円
売却時期 いつでも可 11/10~12/22(第二回TOB)
メリット ・資金回収が早い
・簡単に売却可能
・TOB価格で買い取ってもらえる
・TOBの手続きが経験できる
デメリット ・TOB価格より安くなる ・資金回収が遅い
・手続きが面倒

スタバの株主であれば、主に2つの売却方法が考えられます。株式市場で売るか、もしくはスタバ親会社のTOBに参加(申込)するか、の2つです。そこで、両者の特徴を比較してみました。

まず、売却価格から。日足チャートをご覧の通り、株式市場で売却するなら、1,460円~1,465円の水準で売ることができると思います。一方、TOBに参加するなら、1,465円で買い取ってもらえます(TOBがあるなら)。

保有株の売却時期については、株式市場ならいつでも可能です。一方、TOBなら第二回ですので、11月10日(月)から12月22日(月)までに申し込みます。

そして、肝心のメリット・デメリットについて。

株式市場のメリットは、なんといっても資金回収の速さと売却方法の簡単さです。今回の発表により、スタバ株は株主優待と配当金がなくなりました。優待・配当狙いの投資家であれば、できるだけ早く売って別の優待銘柄・高配当銘柄に乗り換えるのが合理的です。

しかし、株式市場ではTOB価格より安い値段で売却することになります。これがデメリットです(100株につき数百円程度ですから、気にならないと思いますが・・・)。

一方、TOBのメリットはTOB価格で確実に買い取ってもらえることです(TOBがあれば)。また、TOBの参加が初めてであれば、手続きの流れも学べます。

デメリットは、資金回収の遅さです。今回のTOBでは、第一回の成功後に行われますので、申し込みは約1ヶ月後。投資資金の回収は12月下旬以降になります。

また、TOBの手続きも面倒です。手続きの受付はSMBC日興証券が行います。株主は、保有株を、スタバ株を購入した証券会社からSMBC日興証券に移し、SMBC日興証券で売却することになります。申込書類の提出等、手間ひまがかかるので、これらを避けたい投資家がいらっしゃるかもしれません。

なお、保有株売却以外の選択肢として、(1)何があっても売らない(2)TOB価格の上昇(株価の急騰)を待つ(3)買取価格引き上げを狙ってスタバ親会社を相手に裁判する、などの方法があります。あまりおすすめしませんが、選択肢のひとつとして知っておいていただければ、と思います。

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