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みなと銀行と関西アーバン銀行の上場廃止と株主の今後について

2017.09.27

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みなと銀行・関西アーバン銀行・近畿大阪銀行の経営統合と株主優待についての続きです。

9月26日、経営統合の詳細について発表がありました。

株式会社みなと銀行、株式会社関西アーバン銀行及び株式会社近畿大阪銀行の経営統合等に関するお知らせ

手続きが順調に進むと、みなと銀行(8543)と関西アーバン銀行(8545)は2018年3月28日に上場廃止となり、4月から「関西みらいフィナンシャルグループ」が上場します。

重要な株式交換比率は、新会社「1」に対して、みなと銀行「2.37」、関西アーバン銀行「1.60」です。

みなと銀行の株主は、みなと銀行1株に対して新会社2.37株が、関西アーバン銀行の株主は、関西アーバン銀行1株に対して新会社1.60株が、それぞれ割り当てられます。

これに先立ち、りそなホールディングス(8308)は、みなと銀行と関西アーバン銀行へのTOB(株式公開買付)を行います。

TOB価格は、みなと銀行が2,233円、関西アーバン銀行が1,503円です。TOB期間は2017年12月27日から2018年2月14日の30営業日(予定)です。

みなと銀行、関西アーバン銀行の今後の株価について

みなと銀行日足チャート

9月27日終値2,055円。前日比178円高(+9.48%)でした。TOB価格2,233円にサヤ寄せしました。

りそなホールディングスによるTOBは、全株式を対象としたものでなく、上限付きとなっています。そのため、株価がTOB価格に比べてかなり安くなります。

このブログでよく紹介する事例では、株価がTOB価格の99.5%くらいで推移することが多いです。みなと銀行の株価を計算すると

2,055円÷2,233円×100=92%

となります。TOB価格の92%の水準です。

関西アーバン銀行日足チャート

9月27日終値1,435円。前日比85円高(+6.30%)でした。

こちらの株価もTOB価格1,503円にサヤ寄せしました。関西アーバン銀行はTOB価格の95.5%の水準です。

新会社とみなと銀行、関西アーバン銀行の比率は「1」:「2.37」:「1.60」ですから、仮に、みなと銀行を「1」とすると関西アーバン銀行は「0.675」となります(関西アーバン銀行「1」とすると、みなと銀行は「1.48」)。

おそらく、両行の株価は、TOB価格を意識しつつも、最終的に、みなと銀行と関西アーバン銀行の比率に合致したところで推移するかと思います。

みなと銀行、関西アーバン銀行の株主の今後について

両行の株主は、上場廃止以降、保有株が新会社の株に換わります。

新会社は100株単位で取引されるので、みなと銀行100株は新会社237株に、関西アーバン銀行100株は160株になります。そうすると、単元未満株が発生します(みなと銀行37株、関西アーバン銀行60株)。

単元未満株は、SBI証券マネックス証券カブドットコム証券などのネット証券を利用すれば普通に売買できます。単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえるので問題ありません。

おそらく、多くの個人投資家は、そのまま関西みらいフィナンシャルグループの株主になるのではないでしょうか。

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