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中部証券金融の解散価値はいくら?

2017.05.05

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中部証券金融の自主廃業(会社解散)と株主の今後についての続きです。

4月27日、中部証券金融(8513)が2017年3月期の決算発表を行いました。

平成29年3月期決算短信〔日本基準〕(非連結)

中部証券金融は、7月27日に上場廃止、9月30日に会社解散を予定しています。決算を見る限り、店じまいの準備が着々と進んでいるようです。

前回紹介したように、倒産ではなく会社の解散です。保有資産を全て売却し、借金を返済した残りが株主に分配されます。

中部証券金融日足チャート

5月2日までの日足チャートです。直近の数字が分かったことで、決算発表後の4月28日から株価が少し値上がりしました。

5月2日終値は2,610円です。

会社の解散価値をざっくり計算します。直近の純資産が28億1882万3000円。自社株を除いた発行済み株式数が79万3181株です。1株当たり資産は

28億1882万3000円÷79万3181株≒3553.82円

となります。

第3四半期決算のときは3735円でしたから、少し減っています。ただ、以前より現金化がかなり進んでいるので、不確定要素もかなり減ったと思われます。

中部証券金融の株主の今後について

前回の振り返りです。

株主は、(1)株式市場で売却して利益を確定する場合と、(2)会社解散まで待って分配金をもらう場合(2018年3月)の2種類を選択できます。

以前と状況はほとんど変わっていません。株価が4,000円~5,000円になれば(1)を選ぶと良いのですが、思惑で買い進める投資家もいないようです。

具体的な数字が出てくるほど現状が正確に把握できるので、「知ったら終い(しまい)」になっているかもしれません。

分配金狙いの投資は成功するのか?

こちらも振り返りです。

これから中部証券金融を買って(2)を選択するとどうなるか?

仮に解散価値が3,500円だとすれば、2,600円で中部証券金融を買うと、「(3,500円-2,600円)×株数-購入手数料」が儲けとなります。100株買うなら

(3,500円-2,600円)×100株=90,000円

となり、9万円が儲けです。約26万円で9万円儲かる(可能性がある)取引なので、かなりオイシイです。

ただし、投資資金が戻ってくるのが2018年3月頃ですから、それまで資金を寝かせることになります。これが、この取引のデメリットです。

投資家それぞれの税金関係がクリアになれば、試してみても良いでしょう。

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