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倉庫精練のTOBと今後の株価について

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3月27日、丸井織物(非上場)が、東証2部上場の倉庫精練(3578)に対してTOB(株式公開買付)を行うと発表しました。

丸井織物株式会社による当社株券に対する公開買付けに関する意見表明及び丸井織物株式会社との資本業務提携契約締結のお知らせ

TOB価格は148円、TOB期間は3月28日から4月24日までの20営業日です。5月11日まで延長する可能性があります(30営業日となる)。

今回のTOBには上限があるので、TOBによる上場廃止を予定していません。ただし、重要な目的が2つあります。(1)大株主の相続売り対策と(2)時価総額基準による上場廃止の回避です。

(1)大株主の相続売り対策

主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ

2016年8月29日、倉庫精練の筆頭株主の方が亡くなりました。その結果、相続の関係で株式市場に大量の倉庫精練株が放出される可能性がありました。相続税のために倉庫精練株を株式市場で売却されると、株価は急落します。

今回のTOBでこの分を買い取ることにより、株価の下落を防ぎます。

(2)時価総額基準による上場廃止の回避

当ブログでいつも紹介する「時価総額10億円」のハードルです。倉庫精練は、2017年4月末時点で月間平均と月末の時価総額が10億円以上にならないと、上場廃止になります。

3月27日終値は124円。倉庫精練の発行済み株式数が714万0078株ですから

時価総額=124円×714万株=8億8536万円

となり、現時点で10億円に届いていません。今回のTOBによって株式市場に流通する株数を減らし、株価の上昇を促します。

10億円以上にするためには、株価141円以上が必要です。

今後の株価について

(1)と(2)を同時に達成するのはかなり難しいです。でも、達成するところを見てみたいです。

幸いにして、倉庫精練は東証2部上場の低位株なので、TOBをきっかけにして株価が急騰する(祭りが起きる)可能性があります。TOB価格を超える株価になってもおかしくないです。

TOB期間中は、株価が高い水準で安定するので、期待が持てます。もしかすると、期間の延長もあるかもしれませんね。

4月28日まで、倉庫精練の株価をチェックする予定です。

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