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カルソニックカンセイのTOBと株主の今後について(3)

2017.02.17

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カルソニックカンセイのTOBと株主の今後について(2)の続きです。

昨日2月16日は、カルソニックカンセイの特別配当の権利付最終日でした。カルソニックカンセイのTOB価格は1860円、うち特別配当570円が含まれます。16日までにカルソニックカンセイの株主になれば、この570円がもらえました。

そして本日17日。権利落ち日ですので、これから買っても特別配当はもらえません。

・2月16日までに買った株主・・・特別配当アリ

・2月17日以降に買った株主・・・特別配当ナシ

となります。

一般的に、配当権利落ちになると、配当金の分だけ株価が下がることになります。実際には、配当金以上に値下がりするケースもあります。

カルソニックカンセイの16日終値は1,801円。特別配当570円を差し引くと、17日の基準値は1,231円となります。この1,231円が出発点です。

カルソニックカンセイ2月17日株価

始値1,285円、高値1,286円、安値1,284円、終値1,285円でした。

1,860円から特別配当570円を差し引くと1,290円です。株価もこの価格に限りなく近づきました。配当金の権利があるときは、1,860円からかなり下回る株価だったのに、配当金の権利がなくなると、TOB価格とほとんど同じになる。

つまり、特別配当の存在がネックだったことがわかります。日立工機のときと同じでした。

カルソニックカンセイ日足チャート

直近2ヶ月分の日足チャートです。

こうやって見ると、16日から17日の変化は「ナイアガラの滝」状態です。日立工機もすごかったですが、カルソニックカンセイもすごいです。ただ、株主が損をしたわけではありません。株価の値下がり分が特別配当になっただけです。TOBが成立すると、特別配当がもらえます。

今後、カルソニックカンセイの株価は、上場廃止まで1,290円付近で横ばいになる見込みです(手続きが順調に進めば)。

カルソニックカンセイの株主の今後について

カルソニックカンセイの株主は、TOBに参加して保有株を1,290円で買い取ってもらうか、もしくは株式市場で売却することができます。

もちろん、これから株主になってTOBに参加することもできます。儲けは少ないですが、「(1,290円-買値)×株数-購入手数料」が利益となる可能性があります。

そのときはSMBC日興証券で取引することをオススメします。保有株を移管する(移動する)手間が省けます。

いずれにしても、TOBに参加(申込)するときはSMBC日興証券の口座が必要です。

TOB期間は2月22日(水)から3月22日(水)まで。今回も考える時間はたっぷりありますね。ただ、移管手続きに日数がかかるので、TOBに参加予定の方は、お早めにどうぞ。

リバウンド狙いの投資家について

2月17日の値下がり率ランキングでカルソニックカンセイがトップになりました。ランキングを見て、リバウンド狙いで買う投資家がいるかもしれません。

でも、株価がほとんど動かないから、焦れて撤退、になると思います。こちらも日立工機と同じです。

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