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ジーンズメイトのディスカウントTOBについて

2017.01.18

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1月16日、ライザップグループ(2928)は、ジーンズメイト(7448)に対して、TOB(株式公開買い付け)と第三者割当増資を行うと発表しました。

RIZAPグループ株式会社による当社株券に対する公開買付けに関する意見表明及び同社との資本業務提携のお知らせ

第三者割当による新株式発行に関するお知らせ

TOB価格は160円、TOB期間は1月17日から2月13日までの20営業日です。

ジーンズメイトは上場廃止を予定していません。しかし、ライザップグループはTOBの参加申込があれば、全ての株式を買い取るとのことです。

ジーンズメイト日足チャート

過去3ヶ月間の日足チャートです。本日終値は302円です。一時361円まで上昇しました。TOB価格とは大きな開きがあります。

以前、紹介した大泉製作所と同じケースです。今回のポイントはディスカウントTOBであること、上場廃止にならないこと(上場維持)の2つです。

ディスカウントTOBとは?

発表前の株価より安い値段でのTOBをディスカウントTOBと言います。

ジーンズメイトの場合は、直近の株価(209円:1/16)よりも安いTOB価格(160円)ですから、ディスカウントTOBとなります。

上場廃止にならないことの意味とは?

上場廃止にならないTOBでは、株価とTOB価格が近づく「サヤ寄せ」という現象が起きるとは限りません。大泉製作所のときも、TOB価格まで下がることはありませんでした。今のところ、ジーンズメイトも同じ道を歩んでいます。

今回のような手法は、大口投資家による取引によく用いられます。ディスカウントTOBにしておけば、株価より安いTOB価格で申し込む投資家はいないです。「安く買いたい大口投資家(ライザップグループ)」と「安くてもいいから売りたい大口投資家」との取引をスムーズにつなぐことができます。

ジーンズメイトの株価は今後、TOB価格を下回ることはないのか?

物事に絶対はないので、株価がTOB価格160円を下回ることはもちろんあります。しかし、そうなると逆にチャンスです。もし、株価が160円より安くなれば、株式市場で買ってTOBに申し込むと、その差額をゲットできます。

ただ、昨日・今日の株価の動きやライザップブランドを考えると、TOB期間終了までに株価が急落する可能性はかなり低いと思います。

まとめ

ジーンズメイトの株主は、今後の業績に気をつけて投資を続ける。それ以外の投資家は、TOB期間終了までチャンス到来を待ちたいです。

ちなみに、大泉製作所は、TOB以降も順調に値上がりを続けています。本日の終値は、80円ストップ高の571円でした。ジーンズメイトも同じように株価が上がるといいですね。

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