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優待投資家を揺さぶる吉野家の自己株式処分

2014.07.28

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自己株式の処分及び株式売出し並びに自己株式の消却に関するお知らせ

7月25日取引終了後、吉野家ホールディングス(9861)は、自己株式の処分(売却)等を発表しました。

吉野家大株主一覧

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上の画像が有価証券報告書に載っている大株主一覧、下の画像が自社株を含めた大株主一覧(四季報)です。下の方がわかりやすいと思います。

全体の22.4%に相当する保有株のほとんどを売却するわけですから、株価へのインパクトは計りしれません。もちろん、株式市場への配慮は十分行われます。それでも、発表する時期が時期だけに、本日28日は株価が急落しました。

吉野家日足3ヶ月分

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順調に右肩上がりを続けていた吉野家株が、自社株売却で一変します。今まで上がっていた要因は「株主優待」。吉野家の優待は食事券です。

株主優待情報(吉野家ホールディングス公式サイト)

この権利が2月末、8月末にもらえるため、株価が権利確定(権利付最終日)に向けて上昇していました。

優待投資家は、

「空気を読んでくれ!」

と叫びたいでしょう。

ただ、吉野家だから、この程度の下落で済んだとも言えます。現に、本日の出来高が、普段より突出して多くなりました(150万株弱)。

これは、売却した投資家がいる反面、押し目買い(優待狙いの買い)が発生したことを意味します。株主優待の人気が高い吉野家だからこそできる、大量の自己株式処分かもしれません。

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