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ダイユーエイトとリックコーポレーションの経営統合でトクする人、損する人

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※リック株主は、ダイユーエイトに乗り換えると儲かりますよ、という話です。

株式会社ダイユーエイトと株式会社リックコーポレーションとの共同持株会社設立(株式移転)による経営統合に関する基本合意書の締結について

1月21日取引終了後、東証1部上場のダイユーエイト(2662)とジャスダック上場のリックコーポレーション(3147)は経営統合を発表しました。両社は8月29日に上場廃止となり、9月から新会社が上場します。

肝心の比率はダイユーエイト「1.11」に対して、リックコーポレーション「1」。ダイユーエイト株主は保有株1株が新会社1.11株に、リックコーポレーション株主は保有株1株が新会社1株に、それぞれかわります。

ダイユーエイトとリックコーポレーションの株価についても、「1.11」と「1」の比率に近づくように上昇(下落)します。この現象をサヤ寄せといいます。

ダイユーエイト1,110円とリックコーポレーション1,000円がちょうど釣り合った状態です。

サヤ寄せしない両社の株価

21日(発表前):ダイユーエイト760円、リックコーポレーション762円

22日(発表後):ダイユーエイト774円、リックコーポレーション794円

ところが、今回のケースでは、サヤ寄せするどころか、逆に差が広がっています。現時点でダイユーエイトが大幅に割安、リックコーポレーションが大幅に割高の状態です。

どうしてこうなったのでしょうか?

考えられる理由は株主優待の存在です。

株主優待(&配当金)の存在

ダイユーエイトとリックコーポレーションの2月20日時点の株主は、株主優待と配当金がもらえます。

ダイユーエイトの株主優待(福島・山形・茨城県在住の株主)

・100株以上・・・商品券1,000円分(1,000円×1枚)

・500株以上・・・商品券3,000円分(1,000円×3枚)

・1,000株以上・・商品券5,000円分(1,000円×5枚)

・3,000株以上・・商品券1万円分(1,000円×10枚)

ダイユーエイトの株主優待(上記県外在住の株主)

・100株以上・・・JCBギフト券1,000円分

・500株以上・・・JCBギフト券2,000円分

・1,000株以上・・JCBギフト券3,000円分

・3,000株以上・・JCBギフト券5,000円分

リックコーポレーションの株主優待

・100株以上・・・三井住友VJAギフトカード2,000円分

・1,000株以上・・三井住友VJAギフトカード5,000円分

・5,000株以上・・三井住友VJAギフトカード7,000円分

株主優待の権利確定が近づくと、採算度外視で株価が上昇することがあります。主に優待投資家の買いだと思います。比率よりも優待の価値が優先される結果となっているようです。

リック株主がダイユーエイトに乗り換えると儲かる

以上を踏まえて、冒頭の話です。株主優待(配当金)の内容にこだわらないのであれば、リック株主がダイユーエイトに乗り換えると、新会社の株数が増加するので儲かります。

さらに、今はリックの株価が高いので、ダイユーエイトとの差額までゲットできます。かなりオイシイ条件だと思うのですが、いかがでしょうか?

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