100株単位の移行は2018年10月1日までに
現在の株式市場に上場している銘柄は、100株単位もしくは1,000株単位で取引することができます。各証券取引所は、これを100株単位に統一するよう働きかけています。
先日、この期限が2018年(平成30年)10月1日と決まりました。
売買単位の分布状況(2015年12月)
売買単位 | 会社数 | 比率 |
---|---|---|
100 | 2,612社 | 72.6% |
1000 | 986社 | 27.4% |
2015年12月時点で、1,000株単位の企業(銘柄)が986社あるそうです。取引している印象としては、もっと少ないと思っていました。まだまだ残っているんですね。
証券取引所では、投資単位(最低購入代金)を50万円以下にすることをお願いしています。あわせてご検討ください(投資単位=株価×売買単位)。
個人的にはこちらに注目しています。先ほどネット証券のスクリーニングで調べてみたところ、50万円を超える企業(銘柄)は、東証だけで427社ありました。
もっと安くなれば、多くの個人投資家が分散投資しやすくなるんですけどね。すべての銘柄が10万円以下で買えるようになればいいなと期待しています。