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スカイマークの終値14円は高いのか?

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3月1日、東証1部上場のスカイマーク(9204)が上場廃止になりました。3月1日は日曜日ですので、最終売買日は2月27日です。

終値が14円。ヤフートップのニュースでもこの値段が取り上げられ、「倒産企業なのに14円は高い」という指摘でした。

はたして、14円は他企業に比べて高いのでしょうか?

過去の倒産企業の終値と最低投資金額

銘柄 コード 終値
(円)
単位 投資金額
(円)
廃止日
スカイマーク 9204 14 100 1,400 15/3/1
ワールド・ロジ 9378 61 1 61 13/9/14
インデックス 4835 50 1 50 13/7/28
東京カソード
研究所
6868 19 100 1,900 13/4/15
サクラダ 5917 1 1000 1,000 12/12/12
シコー 6667 270 1 270 12/9/11
クレスト・
インベストメンツ
2318 1 1 1 12/9/1
NISグループ 8571 1 100 100 12/6/10
山水電気 6793 1 1000 1,000 12/5/3
エルピーダ
メモリ
6665 1 100 100 12/3/28
サンシティ 8910 61 1 61 11/10/27
インネクスト 6660 16 1 16 11/9/28
セイクレスト 8900 1 1 1 11/5/20
中小企業
信用機構
8489 1 100 100 11/2/26
シルバー精工 6453 1 1000 1,000 11/1/29
TCBHD 2356 208 1 208 10/11/5
ラ・パルレ 4357 79 1 79 10/11/6
大和システム 8939 1 100 100 10/11/2
武富士 8564 1 10 10 10/10/29
アーム電子 6671 1 100 100 10/9/24
コマーシャル
・アールイー
8866 1 100 100 10/6/7
日本航空 9205 1 1000 1,000 10/2/20

2010年から2015年までの倒産企業の終値をまとめてみました(プロパストは上場維持のため除外)。ご覧の通り、終値で見ると、スカイマークが高いとは言えません。

こういう比較をするときは、終値で見るより、最低投資金額(株価×株数)で判断する方がわかりやすいです。実際に投資する側の立場で考えると、「武富士(10円)やエルピーダメモリ(100円)より高いですが、日本航空(1,000円)より高すぎるわけじゃない」というのが答えです。スカイマークの終値は妥当な範囲に納まっています。

最低投資金額にこれだけのバラツキがあるのは、売買単位に違いがあるからです。東証では、これを100株に統一しようとしています。あと5年~10年ほどすれば、終値だけで比較しても、わかりやすいサンプルになると思います。

倒産企業の株を買う投資家の心理

マネーゲーム参加者の多くは、「企業の残存価値に期待」というのは建前であり、「最終的に100%減資になる」という認識で取引しています。単純なマネーゲーム以外でも、倒産企業の株券がほしい(今は無理)、倒産企業の書類(通知等)がほしい、税金の節約、有料情報ツールの無料化など、さまざまな目的で売買するケースがあります。

投資家の事情は三者三様ですので、一概に倒産株マネーゲームを否定できないのが現在の状況です(管理人の場合、数百円ならブログのネタになるので、スカイマークを買うつもりでした)。

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