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マクドナルド(2702)の株価は、なぜ下がりにくいのか?

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12月19日取引終了後、日本マクドナルドホールディングス(2702)は、業績の下方修正を発表しました。

日本マクドナルドホールディングス(2702)のIR情報

平成25年12月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ

客数は減少し、利益(当期純利益)が半分以下になりました。マクドナルドに対する風当たりも強く、「値上げの影響」「新メニュー不発」「コンビニとの競争激化」など、いろいろと業績悪化の理由が報道されています。

ところが、最も重要なマクドナルドの株価については、あまり報道されません。それもそのはず、株価は、ほとんど下がっていないからです。

マクドナルド(2702)2013年11月~12月日足チャート

2702201312

日足チャート2ヶ月分です。画像右側のローソク足が今日のものです。大きく値下がりしているように見えますが、ほとんど下がっていません。12月20日の株価は、前日比38円安の2,733円です。値下がり率はたった1.37%しかありません。

どうしてこのようなことが起きるのでしょうか?

その理由は、株主優待&配当金の存在です。マクドナルドの決算は12月末です。スケジュール上、今年は12月25日に購入し、26日に売却すれば、株主優待と配当金の権利がもらえます。この期日が迫っていると、株価は下がりにくくなります。

マクドナルドの株主優待の内容は、優待食事券(バリューセット6回分)、配当金は1株につき30円(予定)です。優待食事券の換金価値は3,000円超。マクドナルド株を100株購入すれば、6,000円分の利益が得られます。

株主優待は年2回行われるので、優待と配当金を合わせると、年間9,000円を超えます。株主優待を目当てにマクドナルド株を購入する投資家が多ければ多いほど、株価は下がりにくくなります。

その代わり、期日を通過したあとの値下がりは極端です。毎年、6月下旬、12月下旬の値下がり率は大きく、4~5%下がることもザラです(それでも他の銘柄に比べたら小さいです)。

株主優待が関係すると、株価は独特な動きをします(仮に、今後、マクドナルド株が急落するならば、優待の変更・改悪・廃止があったときでしょう)。

世間一般と投資家の評価は、必ずしも一致しないという良いサンプルです。

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