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ニッセン(8248)が権利確定を通過。その影響は?

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以前、セブングループによるTOB(株式公開買付)で紹介したニッセンホールディングス(8248)。この企業は決算が12月20日というめずらしい日程になっています。

多くの企業は3月末が決算です。配当金や株主優待の権利は、この時期に株主であった人がもらえます。日程的に3営業日前に株主である(株を購入した)人が対象です。

12月20日から3営業日前は、12月17日です。17日までにニッセン株を購入した人は配当金(半期:5円予定)および株主優待(2,500円買物券)の権利がもらえ、18日以降の株主は次回に持ち越しとなります。一般的に、この日を境に株価が値下がりしやすくなります。なぜなら、17日に購入し、18日に売却する行動が考えられるからです。

これを踏まえて、本日のニッセンの株価についてです。

ニッセン(8248)2013年12月日足チャート

8248201312

ニッセンの18日終値は、前日比7円安の400円でした。↑の画像はニッセンの日足チャートです。TOBによって値上がりした分が大きいので目立ちませんが、配当・優待の権利確定後に値下がりしています(右側の黄枠)。

TOB価格は410円です。前日の終値が407円だったことを考えると、配当金の5円分より多く値下がりしていることがわかります。なお、株主優待の買物券は、ニッセン株を6ヶ月以上保有した投資家が対象になるので、株価の値下がりに影響したのかわかりません。

ニッセン(8248)2012年12月日足チャート

8248201212

去年、2012年12月の日足チャートです。権利確定によって株価がどれだけ値下がりするかを調べるために、以前の値動きと比較してみました。株価は反発しているものの、確かに値下がりした形跡があります。

ここ最近、ニッセンの株価は、TOB価格410円を少し下回る水準で推移していました。明日以降、どうなるかわかりませんが、「410円を少し下回る水準」というのは、配当金込みの値段であったことがわかります。

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