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ゲオディノス(4650)のTOB発表で株価は下がるのか?

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12月4日取引終了後、健康コーポレーション(2928)は、ゲオディノス(2928)にTOB(株式公開買付)を行うと発表しました。

ゲオディノスのTOB

健康コーポレーション株式会社による当社株券等に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ

TOB価格は178円、TOB期間は2013年12月5日から2014年1月9日までの20営業日です。

ゲオディノスの本日の株価(終値)は349円です。これは俗に言う「ディスカウントTOB」です。一般的(なのかわかりませんが・・・)TOBでは、株価に対して、一定の上乗せをしてTOB価格を決定しています。この上乗せ部分を「プレミアム」と言います。リッチな感じがしますね。

一方、株価よりも安い値段のTOBでは、その差額を「ディスカウント」と言います。「安い」イメージが直に伝わってきてわかりやすいです。

このTOBの意味するところは「一般の投資家はTOBに応募することはないよね」という意思表示です。株価が349円、TOB価格は178円ですから、TOBに申し込むと、178円-349円=-171円となり、株主は損をします。

実はコレ、大株主間の取引によく用いられます。売り主は、株式市場で大量に売却すると、株価が値崩れを起こします。そのため、「多少安い値段だとしても、全部買い取ってくれるなら良しとしよう」という考えです。

TOB価格をあらかじめ株価より低く設定しておけば、大株主(売り手)以外の応募はほとんどなくなります。そのため、大株主は希望通りに持ち株の全てを処分できるわけです。大株主には、損をしてでも売り切ってしまいたい事情があるのでしょう。

明日以降のゲオディノスの株価について

178円というTOB価格に驚いて売ってしまう株主が出てくるかもしれません。その結果、出来高の少ない新興市場では、株価が一時的に値下がりするかもしれません。ただ、個人的には、「我関せず」とばかりに、株価が独自の動きをするのではないかと思っています。

何事もなく済んでくれるといいんですけどね。

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