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ニッセン(8248)の株価は、セブン子会社のTOB発表によって上がるのか?

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株式会社セブン&アイ・ホールディングス及びその完全子会社である株式会社セブン&アイ・ネットメディアとの資本業務提携並びに株式会社セブン&アイ・ネットメディアによる当社株券に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ

12月2日取引終了後、セブン&アイ・ホールディングスの子会社「セブン&アイ・ネットメディア」が、ニッセンホールディングス(8248)に対して、TOB(株式公開買付)を行うと発表しました。

TOB価格は1株410円。TOB期間は2013年12月3日から2014年1月22日までの30営業日です。今回のTOBは、ニッセンの上場廃止を目的としたものではありません。そのため、セブン子会社が購入する株数の上限は50.74%となっています。

過半数を保有することで、ニッセンを連結子会社化するとのことです。このTOBのポイントは、すでに大株主に対してニッセン株を売ってもらう約束が行われていることです。

売ってもらう株数は30.40%。これは購入する株数の下限と同じです。つまり、大株主が売却することで、TOBの失敗はなくなります。

問題はその逆「TOBの参加者が殺到した場合」です。ニッセンの本日の終値が317円。TOB価格と93円の開きがあります。仮に、317円で買えていれば、TOBに申し込むことで「93円×株数」の利益が手に入ります。

ところが、セブン子会社はニッセン株を全部購入するわけではありません。そうすると、TOB応募が殺到したときは、セブン子会社が参加者全員から「まんべんなく買い取る」ことになります。これが「あん分比例」です。

自分以外のニッセン株主がどのような動きをするかで駆け引きが行われます。このような場合の株価は、興味深い動きを見せてくれます。

317円より上がることは確実です。しかし、410円にどのくらい近づくかわかりません。ひとつだけ言えることは「大株主は、株価が410円より高くなってくれた方がありがたい」です。そうすれば、セブン子会社・大株主・大株主以外のニッセン株主、の三者が全て丸く収まります。

はたして、どのような結果になるでしょうか?

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